実況者・狩生かりゅの頭のおかしい新シリーズがヤバい
狩生かりゅという実況者がいる。
2019年7月31日、彼の代表作とも言える“目隠しでポケモンルビーを全クリする”実況動画が最終回を迎えた。
お涙頂戴にならないように茶化しつつ、スタッフロールを背景にゆるいフリートークを繰り広げながら、1年と10ヶ月の歳月をかけて幕を下ろした最終回。まあ何というか、狩生かりゅらしいエンディングだった。
その目隠しポケモン最終回にて、「もう一個(目隠しで)やりたいのがある」という焦らし前振りを経て、翌日8月1日に投稿された新シリーズ。これがヤバい。
再生ボタンをクリックすると、画面上に流れるコメントの嵐。「正気か?」「あたまおかしい」「大丈夫?頭のネジつける?」ボロクソに殴られている。共感しかない。
もともと盲目なのでこれは目隠しではない、とまで言われる始末である。
盲目の実況者・狩生かりゅが次に標的にしたのは、ピクミンだった。
ピクミンというゲームをご存知だろうか。
宇宙飛行士オリマーが、宇宙船での移動中に隕石と衝突してしまい、未知の惑星に不時着してしまうところから物語は始まる。
そこで出会った“ピクミン”というちょっとかわいい働きアリのような生き物を使って、惑星の至る所に散らばったパーツを日が昇り暮れるまで回収作業に酷使する、和民ゲーム(かりゅ談)だ。
ピクミンという生き物は、こちらの指示を意に介さず、興味のあるものになりふり構わず駆け寄ったり、こちらの歩行速度について来れず「これムリだわ追いつけんわ」と思ったら座り込んで休憩したり、歌を歌ったり(ピクミン2以降)もする。大変愛らしい。
愛らしいピクミンと和民する、自然のグラフィックと立体音響の美しい、3Dゲームである。広大な大地に散らばる、音が出たり出なかったりする宇宙船パーツを回収する、3Dゲームなのだ。
これを目隠しで全クリすると。無理では?
狩生かりゅ本人の脳内視聴者コメントでも、『そんなに追い詰めなくてもかりゅのやりたいように楽しくやっていいよ』というやさしい声が上がるレベルに無理では?
だがしかし、実況者・狩生かりゅという男、やると言ったらやるのだ。既に“どうせ失踪しないシリーズ”のタグが、視聴者により動画に付与されている。
正直、無理だとか頭がおかしいだとか狂気の沙汰だとかアイワナから逃げるなだとか言っている連中も、本当に出来ないなんて思っていない。
何度挫けても立ち上がると信じているからこそ、開幕ボロクソに殴れるのだ。出来ないとは思っていない。頭がおかしいとは思っているが。
現在8月5日午前時点では、パート4まで動画が投稿されているが、今のところかなり順調に、さながら見えているのでは?という調子の良さで攻略しているように見える。
これからどんな壁や敵にぶち当たり(物理)、どうやって乗り越えていく(物理)のか期待が高まる。
実況を見ていると伝わってくるが、狩生かりゅは非常に頭がいいので、今自分が何をどうしたいのか、そのためにどういった行動をしようとしているのか、自分が今どの段階にいると考えられるのかを何を言っているか全くわからない早口で説明してくれるので、一見さんにも優しいと思う。
是非、気軽に狂気の一端に触れて欲しい。
目隠しで『ピクミン』全クリするわ Day1
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▼目隠しポケモン(完走済)
【実況】目隠しで『ポケモンルビー』全クリするわ Part1
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